リクリ/Rikuri
- 種族トレーナー♀
- 年齢15歳
- 特性-
- 性格-
- 個性-
- 身長155cm
過去の世界からパルデアにやってきた人間の少女。 母親は人間、父親はジュカインという変わった出自を持つ。 ポケモンを人型と認識し、会話もできるいわゆる「見える人」。 シンオウ地方に生まれ、忙しい父母と双子の姉、祖母の手持ちと一緒に生活していたが、 時空に干渉しようとしたある人間を止める手段のひとりとして、 ルセ(アルセウス)によって5歳の頃ヒスイ地方へと飛ばされた。
ヒスイ地方で問題を解決した直後、現代に戻される。 しかし、時空移動の途中で障害が起き、元いたシンオウ地方ではなくパルデア地方へと飛ばされてしまった。 数日後、連絡の取れたルセと相談の結果、パルデアでの身分を用意してもらい、 この地方に存在する大きなアカデミーの学生となって、現代についての知識や常識などを勉強することにした。 入学と同時にアカデミーから最初の手持ちとして渡されたのがナーチェで、 彼女とも直接会話できずにいたが、それでも普通の人間とポケモンのように、少しずつ仲良くなっていった。
現在はアカデミーの課外授業で宝探しに出かけており、現代で出会った仲間たちと共にパルデア中を走り回っている。 ヒスイでの癖が中々抜けず、ゲット時に草むらに隠れて後ろをとってボールを投げる癖がある。 身体能力も現代の同世代に比べて割と高く、野山で転がったり水に入っていくことに躊躇がないため、手持ち達に窘められている。 パルデアに到着したときの通り、暫くの間は現代のポケモンが人型に見えず、会話も出来ない状態だったが、 悲しむというより、これが普通の人に見えている世界なのかとしみじみと感じ入っていた。 時間が経つにつれ現代に慣れてきて、徐々に人型が見え会話ができるようになり、 元々楽しかった宝探しの旅がより楽しくなった様子。 まだ自分にとっての宝が何かわかっていないが、いつかそれを見つけたいと思っている。
姉は引っ込み思案で大人しい性格だが、彼女は活発で明るい性格。 趣味は使えないオリジナルモンスターボール作り、好きな食べ物はイモモチ。 サンドウィッチにイモモチを挟んだところボリュームが出過ぎてしまい、生まれて初めて食事を残す羽目になった。 ヒスイに残してきた手持ち達のことを心配している。 ルセの言では、近いうちヒスイと行き来できるようになり彼らと会えるとのことだが、半信半疑でいる。
| 一人称:私 | 二人称:あなた、~くん、~さん、呼び捨てなど |
「まだ実家に戻る決心がつかないの!…だって、私はみんなのことを覚えてるけど、みんなは私のことを覚えてないんだよ。どんな反応されるのか、…怖いよ…」
- 手持ちたち大切な仲間。縁もゆかりもないこの世界で楽しく生きられているのは、彼女たちのおかげ。
- ミジュすけ/ミジュすけようやく会うことができた大切な婚約者。押せ押せな態度にいつもドギマギさせられている。
- 募集中!
絡み募集
| 友達: ○ | 恋人: × | 血縁: × | その他: ○ |
ヒスイ地方に到着した直後は、自分に関する記憶を失っていた。 代わりに「時空に干渉しようとしている人間を止める」という、時空移動中にルセから聞かされた目的だけははっきりと覚えていた。 自分のこともわからない、見知らぬ世界に放り込まれて途方に暮れる彼女だったが、 持ち前の明るさや、ポケモンと会話できる能力によって周囲からの信頼を得て、なんとか生活を続けていく。 出会った現地のポケモンや、同じように別の世界から連れてこられたポケモンとも仲良くなり、 現代でいう「手持ち」のような存在として一緒に生活をしていた。 時間が経つにつれ、彼女は自分のことを少しずつ思い出すようになる。 家族や元いた世界のことを思い出すにつれ、ルセに与えられた使命よりも、 シンオウ地方に帰りたいという思いが強くなる。 しかし、彼女をヒスイ地方に連れてきた張本人のルセは、複数の人間やポケモンを過去に飛ばしたことで 力を一時的に使い果たしてしまっており、彼女たちに直接接触することができずにいた。 戻る方法もわからない、それをルセに聞くこともできないリクリは、唯一残された手がかりとして ルセから与えられた使命を果たすことで元の世界に戻る手掛かりが得られると考え、 使命を果たすために力を尽くした。
ヒスイ地方にやってきて10年後、ようやく力を取り戻したルセや、同じくルセに連れてこられた者、 現地の人間・ポケモンと力を合わせ、時空に干渉する人間を止めることに成功する。 その直後、彼女は突然ヒスイ地方から姿を消した。 ルセの「ヒスイ地方で起こる問題を解決させる」という目的で連れて来られた彼女は、 その使命を果たしたことでヒスイ地方には不要な存在となってしまい、 強制的に元の時代に戻らされてしまったのだった。 ルセにとっても想定外のことで、消えていく彼女に「おそらくシンオウ地方に戻る」ということを伝え、 その手にアルセウスフォンを握らせることしかできなかった。
目を覚ましたリクリが辿りついたのは、明らかにシンオウ地方とは異なる世界だった。 見知らぬ空間、見知らぬ生物に囲まれ悲鳴を上げた彼女は、敵意を感じた生き物たちから攻撃を受ける。 死を覚悟した彼女を助けたのは、これまた見たこともない、大きな身体をした生き物だった。 彼はリクリを背に乗せると、上へ向かって走り出した。 彼は何も言わず、とてつもない速度で走るそれにしがみつくことで必死なリクリも何も聞けず、 気付けば地面は遥か下。雲を突き抜けた眼下には、シンオウともヒスイとも異なる、しかし豊かな自然が広がっていた。 ゆっくりと降下し、広い草原に降り立つ。大きな生き物から地面に下ろされたリクリは、その場にへたり込んでしまった。 空から現れた二人に、敵意なく駆け寄ってくるポケモンたち。 本来彼らと会話できるはずのリクリだったが、なぜか彼らとは言葉が通じず困惑する。 情報を集めようにも、見渡す限りの草原で人里は見当たらず、あてもなく彷徨うのは危険と判断したリクリは、 会話はできないが懐いて付いてくる大きな生き物に「アギャちか」と名付け、 ヒスイで培ったサバイバル術で生き延びながら人里を探し始めた。
数日後、街にたどり着いたリクリとアギャちかは、ここがパルデアという地方であることを知る。 文字は異なるが会話ができたその街の人から情報をもらい、慈善施設で身体を休めていると、 それまで何も反応がなかったアルセウスフォンが光り出し、ルセとの通信が繋がった。 そこで彼女は、自身の置かれた状態を説明されることになる。 ヒスイ地方からのタイムワープの途中、太古の世界からタイムワープさせられてきたアギャちかと時空の干渉が発生し、 元いた時代のシンオウ地方ではなく、パルデア地方のエリアゼロという場所の奥地にワープしてしまったこと。 シンオウに今すぐ戻ることもできるが、現在は自身がヒスイにワープした年月日から数カ月しか経っていない時間軸であること。 残す家族を悲しませないために、ワープした時点で元いた時代から彼女の存在自体をなかったことにしていたこと。 今すぐ戻っても家族を驚かせてしまうこと。 そもそも自分を家族と認識してもらえないかもしれないこと。 理不尽すぎる状況に怒るリクリだったが、ルセとの相談の結果、しばらくパルデア地方で生活し、 いつ家族の元に戻るか、どうやって戻るかゆっくり考えることにした。