イヴリン/Evelyn

  • 種族☆ルチャブル♀
  • 年齢(ヒミツ)歳
  • 特性かるわざ
  • 性格おとなしい
  • 個性かけっこがすき
  • 身長162cm

対パラドックスポケモン組織『アミナス』のリーダーである女性。 大穴から脱走してきたパラドックスポケモンを鎮圧し、大穴に返すための手伝いを行っている。

見た目の通り派手好きな女性で、身体のラインを見せる服装を好んでいる。 その好みをメンバーたちにも強要しているため、全員どこかしらの肌を露出した姿をしている。 「万一姿を見られた時に、服装のインパクトに負けて顔を覚えられずに済む」、「姿を見られたくないという気持ちが強い方が、活動にいい影響を与える」と豪語しているが、果たして…。

普段はイズモと共に旅をしながら普通の野生のポケモンとして暮らしており、周囲にはこの活動を隠している。 パラドックスポケモンが大穴の外に出たという情報を得た時に、この姿となって対応に向かう。

『アミナス』の活動は一般的に知られてはならないため、活動の目撃者が出た場合直近の記憶を消さなくてはならないのだが、 その中でパラドックス達に対する思いが同じ者を見つけると組織に勧誘している。

豪快でおちゃめな性格。メンバーのことを大切に思っており、それぞれが元の生活を失わないよう気を配っている。

大穴の中にもたくさんの知り合いがおり、様子見のためたまに出向いている。

| 一人称:私 | 二人称:呼び捨て、~ちゃん |

「今日は随分でっかいお相手さんねえ。錯乱の程度も酷くて手がかかりそう。……ごめんなさいね、すぐ終わらせるから…」


  • セツ/セツ大穴時代から知っている子。懐かれているのはわかるが、どこまで相手してやればいいのか図りかねている。
  • ヴォルヌイ/ヴォルヌイちゃん「妹の復讐」という意識を取り除くため動いている。からかい相手。
  • ナーチェ/ナーチェちゃん時々不安そうにしているのが気になる。それとなく話すよう促しているが、なかなか話してくれない。彼女のタイミングを待っている。
  • イズモ/イズモ腐れ縁の男。ほぼ一緒に生活しているが、同居人以上の感情がない。
  • ゲルトルード/ゲルトルード、トルデ大穴時代からの友人。表明の仕方は異なるがパラドックスへの姿勢が同じであるため、居心地のいい関係。
  • 募集中!

絡み募集

| 友達: ○ | 恋人: ‐ | 血縁: × | その他: ○ |

大穴の外生まれ外育ち、何不自由なく暮らしてきたが、ある日見たこともない巨大な生き物に遭遇してしまう。 一緒にいた妹を殺され、自身も負傷し、絶体絶命となったその時、ある組織がその巨大な生き物の前に現れた。 彼らによって仇であるその生き物は鎮圧され、彼らは彼女に気付くことなくその場を去った。 仇に対する怒りがおさまらない彼女は、妹を弔いながらある決意をする。 いつか奴を、奴の種族がわかるならその種族も、すべて自分が殺してやる、と。 その思いを胸に、情報収集と鍛錬の日々を送ることになった。

数年後、彼女は再び巨大な生き物(仇とは姿が異なっていた)とあの組織が交戦している場に出くわす。 生き物は前回同様鎮圧され、組織は生き物を連れてどこかへ去ろうとした。 そこへ飛び出した彼女は自分の事情を話し、彼らについていく。そしてたどりついた場所で、その生き物たちのことを知ることとなる。 ここがパルデアの大穴という場所の上空であること。妹を殺した生き物(パラドックスポケモン)がそこで生活していること。 彼らが鎮圧した後、奴は大穴の中に返されたということ。 …奴は今、この大穴の下にいる。 居ても立っても居られなくなった彼女は、彼らの制止も聞かず大穴に飛び込んだ。

そこで彼女が目にしたのは、信じがたい光景だった。妹を殺した、暴虐なはずのあの生き物と同じと思わしき種族が、穏やかに生活している。 大穴の外にも存在する種族もそこで暮らしており、彼等と争う様子もない。 彼女の同族に話を聞くと、パラドックスポケモンの一部がまれに大穴から出てしまう場合があるとのこと。 また、妹を殺した個体は同族のコミュニティによって管理され、罰を受けているとも聞いた。 彼女は気付いた。自分が奴と同じように暴れ回り、奴や奴の同族を殺してしまうと、自分と同じように悲しむ者が存在するということに。 数年間復讐を目標に生きてきた彼女だったが、ここに来てそれを見失ってしまった。

呆然と立ち尽くす彼女に声をかけたのは、彼女を追って大穴に降りてきたあの組織のポケモンたちだった。 彼らは大穴から出てきてしまったパラドックスポケモンを大穴に戻す仕事をしているのだという。 妹を殺した存在のことは許せない、かといって彼らを殺すようなことはしたくないと話す彼女を、彼らは組織に勧誘する。 少し考えた後、彼女はその申し出を一度断り、しばらく大穴で生活した後に判断したいと伝えた。 彼らは彼女の思いを尊重し、そのことに賛成した。

大穴で生活して数年、イヴリンはパラドックスたち、それ以外の種族たちと親交を深めた。 パラドックスたちとは殆ど言葉が通じなかったが、敵意もなく穏やかな彼らに対して、 仇に感じた強い憎しみや嫌悪の感情は全く感じなかった。
その仇にも会った。
彼女と妹のことも覚えており、彼女の姿を見た奴は、泣きながら彼女に許しを願うように頭を振った。 何を話しているかわからなかったが、奴が大穴の外での振る舞いを反省していることはわかった。 彼女は奴を完全に許すことはできなかったが、奴を殺したいほど憎いとは思わなくなっていった。

自分の気持ちに整理がついてきた頃、大穴の奥で見たことのない種族の男が倒れているのを発見する。 イズモと名乗ったその男は大けがを負っており、大穴の中では治療が困難と感じた彼女は、 彼を連れて大穴から出て、組織の元に向かった。 組織で診てもらい回復した彼は大穴の外で養生することとなり、その面倒をみるため彼女も大穴を出ることとなる。 そして、数年保留にしていた組織への加入を改めて断ることにした。 理由は、組織に属すことを窮屈そうに感じたから、というものであった。 それでも、大穴の外でも大穴のためになる活動をしたいということで、 組織のバックアップの元大穴を出てきたパラドックスを追い返す手助けをすることとなった。

正式に大穴を出る日、そのことを聞いたエリアゼロ生まれの少年――セツが同行を申し出たため、 イヴリン、イズモ、セツの3人で活動を開始することとなった。

その後、妹を襲われ復讐に燃えるヴォルヌイが、活動の目撃者となったナーチェが加わり、現在の態勢となった。